コラム

 公開日: 2015-07-24 

既存住宅瑕疵保険ってご存知ですか?

買い主が一方的にリスクを背負う、今の取引事情

中古住宅の場合、耐震化の対策をとっていない家屋は耐震性能が国の基準に満たないことが多いです。

日本の住宅業界は新築偏重。

スクラップ&ビルドといって「建てたら壊す!」を繰り返してきました。

住宅は30年で建て替えることが常識とされてきました。

そんな風潮もあり

マイナス情報を開示することで売れなくなるとの危惧から、とりわけ性能面の情報が開示されることはほとんどありません。

下の画像は住宅土台部分が腐り、簡単にマイナスドライバーが刺さっています。




中古住宅購入の最大の問題点は、買主に適切な情報が提供されないこと!

改修費用を売主や仲介業者に請求することはできない場合がほとんどで、結局泣き寝入りせざるをえなくなるのです

瑕疵保険ってご存知ですか?

中古住宅の売買において 既存住宅(中古住宅)の構造躯体と雨水の侵入に対する保険制度です。

瑕疵保険がカバーするのは、基本的には構造躯体と雨水の進入防止に関する部分です。

購入時には発見できなかった不具合があったとして、例えば梅雨時期に雨漏れが発生した場合などに保険金が支払われます。

つまり構造体力上主要な部分、雨水の侵入を防止する箇所からの事故があった場合の保険です。




保険の申し込みにあたっては、保険法人に登録のある検査会社へ依頼し

建物調査を行い、保険に定められた性能基準に合格することが条件となります。

「性能基準に達しない中古住宅には使えないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが

性能基準に引き上げることで保険を適応させることができます。

つまり、改修工事をすれば保険付帯が可能になります。

但し、すべての中古住宅に適応できるわけではないのです。

昭和56年6月以降の新耐震基準に適合することが要件の1つにあるため、昭和56年5月以前の建物には適応できないため注意が必要です。

中古住宅には瑕疵保険付帯をお勧めします。

見えないリスクをどう避けるか

中古住宅を購入する上で大切なポイントは、瑕疵のリスクをいかに回避するかです。

これまで瑕疵の問題が一方的に買主に乗っていたのは、問題が発覚しても相手側に資力がなければ問題が解決できなかったからです。

いくら契約書に厳密に記載をしたとしても、相手側が補修するための費用を持ち合わせていなければ解決することはできません。

特に住宅の場合は、問題が発生すると解決するために多額のコストがかかってしまうケースがほとんどです。

相手との信頼関係や契約書に依存するのではなく、問題が発生しても解決しうる資力の確保が必要なのです。

万が一のリスクは保険でカバーしておくことが大事です。

瑕疵保険検査を行うことで改修を必要とするのか、しないのか?

必要ならばいくらかかるのかなど、

「買っていい物件」かどうかの判断基準にもなります。

瑕疵保険を付帯することによって、住宅ローン減税などの特例も使えるようになります。






家を買うなら知っておきたい情報セミナーやってます。

http://kensei2009.co.jp/seminar.shtml

この記事を書いたプロ

株式会社 建成 [ホームページ]

宅地建物取引士 原井啓介

埼玉県さいたま市緑区原山3-18-9 1F [地図]
TEL:048-755-9400

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

3

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
原井啓介 はらいけいすけ

「中古物件+リノベーション」。資産価値が下がりにくい、これからの新時代マイホーム取得方法(1/3)

 「もはや、家は一生の買い物ではなく、変化するライフスタイルによって住み替えていくもの」と断言するのは、株式会社建成の代表取締役、原井啓介さん。近年、住宅は供給過剰にも関わらず、新築は次々に建てられています。そこで、敢えて新築ではなく、優良...

原井啓介プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

資産価値が目減りしにくい不動産をアドバイス

会社名 : 株式会社 建成
住所 : 埼玉県さいたま市緑区原山3-18-9 1F [地図]
TEL : 048-755-9400

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

048-755-9400

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

原井啓介(はらいけいすけ)

株式会社 建成

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マンション査定アプリがすごい
イメージ

平成28年10月に公開されたWEBアプリ名称「セルフイン」https://self-in.com/リニュアル仲介株式会社...

[ 不動産の関心事 ]

地域の地震発生率を調べるには?

4月14日以降の発生している一連の地震により、被災されました方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された...

[ 住宅購入 ]

空き家に係る譲渡所得の特別控除の特例って何?
イメージ

2016年4月の改正では、平成28年度税制改正大綱にある通りhttp://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/131061_1...

[ 不動産の関心事 ]

埼玉県の液状化想定と減災プロジェクトマップを活用しよう
イメージ

地震で怖いのは建物の倒壊だけではありません。大地震の際よく報告される液状化現象県内では東日本大震災の際...

[ 住宅購入 ]

窓の断熱
イメージ

住宅インスペクション、また、リフォーム提案時に、よく、ご質問があるお話です。住宅の断熱で最優先すべきと...

[ 住宅購入 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
コラムのテーマ一覧
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ