コラム

2012-11-03

【これからの日本を考える】 高齢者向けサービス付賃貸住宅の入居希望者への説明について

皆さまこんにちわ、平素より弊社代表のコラムをご開封・ご購読頂き誠にありがとうございます。

個人・法人合せて延300件以上のコスト削減実績を有する、
TSPコンサルティング株式会社 代表取締役
ファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤 毅です。

昨日は終日家に引き篭り、企画書の類から書類作成に時間をかけておりました。
気付けば、周囲(外)は真っ暗になっており、時の流れを忘れる程仕事にのめり込んでいた事に気付きました。その様にして、自分の好きな事を仕事にする事が出来る自分は本当に幸せなんだと、つくづく実感。

大変な事も多いのですが、常に前と上を向いて、より多くのお客様の為に。

元気に・明るく・笑顔

行って参ります!


さてさて、本日は不動産FPとして自他共に知れる様になった(らしい…。)私佐藤より、

不動産会社及びそれに付随するクライアントさまより頂いた相談事例をシェアしたいと思います。

今日のテーマは…、

これから先。
少子高齢化によって、高齢者の住居確保の問題から、新しいサービスの概要等について、掘り下げてお話します。
シリーズ:
~TSPコンサルティングの不動産現場の前線から~

 本日は、不動産仲介業者の方からのご相談事例をシェアします。


 不動産仲介業者の方から、「サービス付き高齢者向け住宅に関する都道府県等への登録制度が2011年10月から開始されましたが、これに限らず、高齢者向けサービス付きの賃貸住宅の仲介をする場合には、サービスの内容をどこまで説明する義務があるのでしょうか。丁寧にかつ詳細に説明しなければならないとすればかなり負担大になるのではないかという印象がありますが。」というご相談を受けました。

 確かに、高齢者向けサービスには、安否確認サービスや生活相談サービス(高齢者住まい法のサービス付き高齢者向け住宅登録制度はこの二つが必須です。)、食事、家事援助、介護、医療などの様々なサービスがあって、それぞれのレベルも多様な上、内容に応じてサービス料の額もかなりの幅があると考えられることから、物件ごとで正確に説明することは、なかなか骨の折れる業務かと思われる訳であります。

 とはいえ、入居希望者からすれば、貸室の賃貸借契約も重要ですが、サービスの内容や仕組み、サービス料などが入居の判断に重要な影響を及ぼす事項であるのも確かなのです。したがって、サービスの内容等については、宅地建物取引業法第35条第1項において「少なくとも」として列挙する最小限必要な説明事項にはあたりませんが、これら以外に説明すべき重要事項に該当すると考えてよいのでは無いでしょうか。

ただし、誤解を与えてしまったり、説明不足があったりすると、トラブルの原因にもなりますので、重要事項説明を行う際は、その方法に工夫が必要かと思います。
例えば、高齢者住まい法における登録事業者であれば、入居希望者に対する契約前の書面による説明が義務付けられていますので、一緒に説明する場をつくり、宅建業法上の重要事項説明を取引主任者が行う中でサービス内容等の概要を簡潔に説明し、詳細は登録事業者が行うといった方法もあるかと思います。一緒に説明するのが難しい場合は、登録事業者作成の説明書面を事前に提供してもらい、重要事項説明の書面に添付して簡潔に説明し、詳細は別途登録事業者から説明される旨を伝える方法もあるかと思います。
 いずれの場合でも、仲介業者には調査説明義務がありますので、あらかじめ、仲介業者は取引主任者自身で登録事業者の事業内容を確認しておきましょう。

以上、高齢者住まい法のサービス付き高齢者向け住宅を例にして紹介しましたが、他のケースの場合であっても、仲介業者としては、サービスの提供事業者等との協力のもとできちんとした説明を行うよう工夫すべきでしょう。
高齢者向けサービス付の賃貸住宅の仲介マーケットは、現状は大きな規模ではありませんが、今後大きなウエイトを占める業務となっていくものと予想されるところです。

 そして業社の負担が増えることで、トラブルも増える事が想定されます。言った言わないの水掛け論になる前に、事前にチェックし分からない事はサービス提供業者に確認の上、クライアントに満足して頂ける説明と物件契約の締結が出来る様に手筈を取ることが求められます。



是非皆様の今後の住居。ご家族や周囲の方で、サービス付き高齢者住宅への居住を検討されている方が居ましたら、このコラムの内容をシェアしてください。きっとお役立ちするはずです。また、コラムの内容を見て分からない事がありましたら、どうぞ遠慮なく弊社の方でご質問頂けましたら幸いです。


最後まで購読ありがとうございました。


ご意見・感想、要望はこちらまで↓
http://fp-tsp.com/contact.html


TSPコンサルティング株式会社
代表取締役  佐藤 毅

◆弊社代表が執筆した記事が掲載されました◆

「これからのマンション販売供給動向について…」

詳しくはこちら↓
http://fp-tsp.com/index.html

(BROG&DIARY・LINKより閲覧可能です)
ご興味ありますかたは、どうぞご覧ください。

この記事を書いたプロ

TSPコンサルティング [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 佐藤毅史

東京都豊島区東池袋1丁目36番3号 池袋陽光ハイツ507 (本社) [地図]
TEL:03-5957-5027

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
金融商品の販売を行わないファイナンシャルプランナー 佐藤毅さん

経済や財務、金融商品などのお金に纏わる知識を広く持つコンサルタント(1/3)

 夢のマイホーム購入、子育て、教育、老後。人生の中で大きな決断が必要なときには必ずと言って良いほど、お金について考えなければならないことが多いものです。  しかし、この人生の大きな決断は人生で一度きり。本や雑誌の特集などに目を通し勉強し...

佐藤毅史プロに相談してみよう!

朝日新聞 マイベストプロ

不動産に関して特に高い専門性を有するFP

事務所名 : TSPコンサルティング
住所 : 東京都豊島区東池袋1丁目36番3号 池袋陽光ハイツ507 [地図]
(本社)
TEL : 03-5957-5027

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

03-5957-5027

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

佐藤毅史(さとうつよし)

TSPコンサルティング

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

第三者目線で顧問税理士の提案をして頂きました。

埼玉県で不動産管理会社を25年間経営しております、沢井(仮...

沢井
  • 50代/男性 
  • 参考になった数(5

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
【アホノミクスの功罪①】生活物資の価格高騰に消費者はどうすれば良いの!?

【直近開催の公開セミナー情報】◆11月22日(土)ビジネス教育出版社様にて講演します。10:00~13:00...

[ ファイナンシャルプランナー(FP) ]

劇薬を超えた日銀の追加緩和~中小企業は景気回復していない!~

【直近開催の公開セミナー情報】◆11月5日(水)ビジネス教育出版社様にて講演します。10:00~13:00...

[ 経営者としての見解 ]

この国の間違った価値観~生活保護はあるべくしてあるべき!~

【直近開催の公開セミナー情報】◆11月5日(水)ビジネス教育出版社様にて講演します。10:00~13:00...

[ ファイナンシャルプランナー(FP) ]

円安倒産増加に見る、日本のイマ アベノミクスは本当に正しいのか!?

【直近開催の公開セミナー情報】◆10月11日(土)ビジネス教育出版社様にて講演します。10:00~13:00...

[ ファイナンシャルプランナー(FP) ]

独立・起業を目指す人が押さえて欲しい、値決めの基礎知識

【直近開催の公開セミナー情報】◆10月11日(土)ビジネス教育出版社様にて講演します。10:00~13:00...

[ 経営者としての見解 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ