コラム

 公開日: 2012-10-05 

小売業界のドン:イトーヨーカ堂がパート比率9割に。 ~その影響を考える~

皆さまこんにちわ、平素より弊社代表のコラムをご開封・ご購読頂き誠に有難うございます。

法人・従業員研修(金融・不動産、ネゴ・プレゼン)と

家計診断、保険の見直しを専門にする、TSPコンサルティング株式会社 代表取締役

ファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤毅です。

今日も暖かい一日になりそうですね。本当に体育の日前の陽気は暖かくて、気持ちが良いです!!

こんな日が続くと、眠くなってしまいます…。

さ、気を引き締めて行きます!!仕事しないといけません。


さてさて、今日はFPとしても絶対に無視出来ない雇用についてのお話をします。お付き合いください。

週刊東洋経済の記事より、小売業界トップのセブン&iHDについての記事がありました。
雇用環境や経済環境の悪化、これからの収益体質を強化すべくの対応ですが、驚くべきないようにつき、シェア致します。
記事によると…。

 「これはGMS(総合スーパー)の大改革だ」

 8月下旬、イトーヨーカ堂の店長会議の壇上、鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス(HD)会長は並み居る店長たちを前に宣言した。コンビニ事業の拡大で今2013年2月期も最高益を更新する見込みのセブン&アイHDが、長期低迷にあえぐヨーカ堂の抜本的なリストラにようやく動き出すと…。

セブン&アイの株価

 再生策では、16年2月期末の正社員を現在の約8600人から半減する。ただし、希望退職の募集などは行わず、グループ間での転籍やコンビニのセブン-イレブン・ジャパンのフランチャイズ店オーナー就任(独立)を促す。代わりにパート従業員の採用は強化する。全従業員に占める比率を9割(現8割弱)まで引き上げる。店舗従業員の人数は約2500人増えるものの、パート化で総人件費は逆に7%(約100億円)程度圧縮できる計算だ。

 カジュアル衣料のユニクロなどの専門店やディスカウントストアに押されるGMS。ヨーカ堂も12年3~5月期(第1四半期)の営業利益は23億円と前年同期比で半減以下となった。前年は東日本大震災の影響で、買いだめ特需が発生したことや生活必需品の需要が高まったことから既存店売上高が底上げされており、今期は特需剥落を見越した予算を立てていた。それでも、客足の回復による多少の上乗せ期待はあった。

 が、第1四半期の既存店売上高は前年同期比3・2%減。天候不順で6月以降も冴えない。消費税増税後は、値引きが一段と加速するとの見方もある。その結果、被災地支援もあっていったん中断していた不採算店の閉鎖を再開し、正社員の削減にも踏み込まざるをえなくなった。

■パート店長の誕生も

 一方、パートを増やすのは接客を強化する狙いもある。ヨーカ堂の売上高に占める人件費の比率は業界平均より低いが、平日の衣料品フロアはレジにも人が見当たらず、客は相談もできないような状態になっている。そこで参考にするのが、同じセブン&アイHD傘下で東北地盤の食品スーパー、ヨークベニマルの店舗運営。地域を熟知したパート従業員を増やし、接客を充実させることで“売り逃し”を回避する戦略だ。

 来期、再来期は社員からパートへの引き継ぎなどで人件費は増える計画だが、地元をよく知る主婦などのパートに地域別・顧客別の店舗作りを託し、GMSでは異例のパート店長への抜擢も視野に入れる。

 参考にするのは食品スーパーだけではない。セブン&アイHDでは05年に持ち株会社化して以降、グループ各社の成功体験を横展開する事例が増えた。ヨーカ堂の婦人服ブランド「ギャローリア」のテコ入れでは、百貨店のそごう・西武から10人強を派遣して接客指導し、売り上げの増加に効果を上げている。

 正社員削減について、ヨーカ堂の50歳以上のベテラン社員には少なからず動揺が走ったが、若手の反応は比較的冷静のようだ。グループ会社などへのシフトはすでに始まっている。今回の施策を公表する前の7月ごろ、ヨーカ堂社内でセブン-イレブンの店舗オーナー希望者を募ったところ、約200人の応募があった。

 メリルリンチ日本証券の青木英彦アナリストは「グループ間の人材交流にまで踏み込んだのは評価できるが、パート比率を上げるだけでは効果は一時的。ただ、社員が減ることで、不採算店の大量閉鎖という荒療治も可能になった」と話す。



元々の社員比率がパートで8割弱という事も驚きですが、更に増やすというのです。日本の企業風土として、安定的な環境と長期雇用でコミットし、そして社に尽くすという

終身雇用と長期安定雇用がベースにあったものですから、このことで職にあぶれる人も増えるのではないでしょうか?

小売店の厳しい情勢は、

食の安全に伴う、生協の普及やネットショッピングによる店舗不要型商売の普及。

いよいよこれからの生き残りを賭けた統廃合が行われるのかも知れません。高収益のセブン-イレブンの陰で遅れに遅れたヨーカ堂の再建。パート活用が成果を生まなければ、一段の縮小に陥るだけだ。改革のスピードが問われている。

と同時に、改めて従事者のスキルを磨く研修についてのメソッド提供を生業としている弊社としても、今後の同社の動きや展開には注目をしたいと思います。


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