コラム

 公開日: 2012-12-12  最終更新日: 2012-12-13

【牛丼業界の革命児の行方を考える】 東京チカラめしの出店攻勢に見る‘光’と‘闇’とは…

皆さまこんにちわ。平素より弊社代表のコラムをご開封頂き、誠に有難うございます。



ファイナンシャルプランニングという考え方で、個人法人合わせて延300件以上のコスト削減実績


ファイナンシャルプランナー(FP)として講演・セミナーを年間100件以上実施
(金融・不動産・相続が得意分野)


TSPコンサルティング株式会社 代表取締役

佐藤 毅(さとう つよし)です。

この時期というのはどうしても忙しい師走時。

仕事の納期や得意先の営業スケジュールに合わせた仕事の関係で、なかなかゆっくりと食事をすることが難しい状況であります。

そうすると決まって近場のコンビニやお弁当屋さんに行くのですが、私がその際に外せないモノが一つあります。

それは、‘ワンタンスープ’であります。

メーカーを言ってしまうとあれなのですが、○ちゃんです(<そのまま!!)

食事の邪魔をせず、食事の詰まりも防げ、しかも味も美味しく、滑らかなワンタンが寒い季節。

身体もココロも温めてくれるのです。私の冬のベストパートナー。

ワンタンがあれば、何もいりません(^^)


という私事はこの辺にしておいて…、今日もコラムに行きます。

はい、自他共に認める牛丼マニアでありプロの小生であります。

過去にも、無味な価格競争は日本経済を疲弊させるとともに、各社は見事に脱皮しようとする日本マクドナルド社の戦略に似たものを導入したらどうか!?

そう考えるようにコラムも書いております。

未読の方はこちらよりお読み下さい。

http://mbp-saitama.com/fp-tsp/column/1156/


では、本題へ。そんなこんなで、牛丼業界の事を常日頃から考えている小生でありますが、この度ビジネスジャーナル誌に、牛丼業界後発組でありながら、現在怒涛の勢いで出店攻勢を仕掛ける

「東京チカラめし」
を運営する、東証二部上場の
「三光マーケティングフーズ」社の記事の掲載がありました。
非常に興味深く、また今後の日本経済を考える上で非常に役立ち、また改善しなければ如何ともし難い状況になるであろうことが記載されておりましたので、皆様にシェアさせて頂きます。

東京チカラめし、不振穴埋め担う出店ラッシュの狙いと行方


記事によると…、

 昨年2011年6月に1号店がオープンした「東京チカラめし」は、この11月末で120店に到達して、12月には御茶ノ水店、西日暮里店、三田店など4店がオープンする。わずか1年5カ月でこの出店数は出色だ。しかも、今年8月にはフランチャイズ(FC)加盟店募集をスタートさせ、3年以内に500店を目指すという。

 これだけを見ると破竹の勢いだが、実はスピード出店に走らざるを得ない事情がある。東京チカラめしの運営会社、三光マーケティングフーズ(本社・東京都豊島区)の業績が急落しているのだ。

 去る11月、同社は今期(12年7月期~13年6月期)上半期と通期の業績下方修正を発表した。上半期の前回予想は売上高140億円、経常利益9億円だった。それを、それぞれ130億円(予想対比7.1%減)、2億円(77.8%減)に修正したのだ。通期については、売上高こそ290億円と前回予想のままだが、経常利益は18億5000万円から10億円へ(46%減)に下方修正をした。

 その結果、今年度業績予想は、売上高は前年度比12%増だが、経常利益が45.5%減となった。何が背景にあるのだろうか?

 同社は上半期の修正理由について、次のような見解を述べている。
「当社の基軸業態につきまして、国内居酒屋需要の減少、企業間競争の激化により、当初計画していた新規出店を見送ったこと、既存店売上高の減少により、売上高、利益面共に前期予想を下回る見通しとなりました」

 同社が経営する居酒屋は「東方見聞録」「月の雫」「黄金の蔵」「金の蔵Jr」など。既存店売上高が減少した場合、それを新規出店でカバーするスクラップ・アンド・ビルドが飲食店チェーン経営の常道である。同社は、それすらできなくなってしまったと暗に認めているようなものだ。

●不振業態のカバーを担う

 居酒屋業態の不振をカバーするのが東京チカラめしで、居酒屋業態の新規出店に着手しない限り、同社は東京チカラめしに頼らざるを得ない。通期の売上高見通しが前期を上回るのも、東京チカラめしの新規出店が寄与するとの理由からだ。

 しかし、通期も減収だ。同社は、通期の修正理由では居酒屋業態の減収のほかに、「東京チカラめしの積極拡大に向けた新規出店の費用など先行投資の増加」を挙げている。この「先行投資の増加」がFC展開に関するものである。

 飲食店チェーンでは、ランニングコストを削減するために新規出店ではFCをメインにしたり、直営店をFCに売却したりするなど、FC化を進める動きに拍車がかかっている。FCにすれば、初期投資や人件費が加盟店企業の負担となるため、本部企業のコスト負担を低減できるからだ。FC化するとサービスの質を保てないという理由で直営展開に固執したくても、外食市場の縮小で、もはや背に腹は代えられないのだ。

「東京チカラめしも直営店をFCに切り替えて、ランニングコストを軽くすることを前提に、スピード出店をしているのではないでしょうか。直営店という物件の受け皿が大量にあれば、FC募集もしやすいでしょうから、できるだけ受け皿を作っておこうという動きだと思われます」(外食業界関係者)

●疑問の残る、東京チカラめしのFCシステム

 ただ、東京チカラめしのFCシステムには首をかしげざるを得ない。日経MJに掲載された加盟店募集広告ではロイヤルティ不要をウリにしているが、これ自体は珍しくはない。食材や什器・備品を本部からFCに卸して収入を得ればよいのだ。

 問題は「SV(注:スーパーバイザー)の定期的な臨店指導を不要」としていることだ。同社は以下の3点をその理由に示している。

・券売機のメニュー変更をネットワークを通じて一括配信
・独自開発の売上管理システム導入により日次決算
・店舗における調理作業をより簡略化

 先の外食関係者はこう指摘する。

「この程度のことは一定レベル以上の飲食チェーンなら実施していて、SV不要の理由にはなりません(笑)。SVが定期的に臨店しなければ、飲食業の基本であるQSC(商品の品質、サービス、清潔)のチェックや指導ができません。店員たちの意識が緩んでいないかなども、定期的に臨店しないと把握・指導できません。目的はSVの人件費を抑えることでしょう」
 
 FCの加盟対象は法人だが、「SVの定期的な臨店指導を不要」という体制でFCが収益を上げ続けるには、飲食店を多店舗展開して自前のSVを擁している法人が、新規事業として加盟することが望ましい。それがかなえば、三光マーケティングフーズは“東京チカラめしのFC本部企業”へとモデルチェンジを図れるかもしれない。



そうなんです!

実は牛丼業界の革命児とも言うべき暴れん坊将軍。

東京チカラめしには、元々小生は疑問符を持っておりました。
というのも、

①新規出店攻勢で、人材が整っていない
②味がイマイチ(濃い味付けで、化学調味料任せ)
③第三の魚(既に出店している他社のエリアに出して、おこぼれ頂戴)

これで、果たして伸びるのか!?

そう思っていた矢先の記事に、
「やっぱり…」

という気持ちになってしまいました。

やはり、情報というのはものすごい速さで浸透し取得することが出来る様になりました。

一時の勢いで出店攻勢に出ても、結果的にサービス・味・清掃等のサービス業の基本の‘き’が出来ていなければ、当然クライアントは自然と離れて行きます。

私も一度だけ利用しましたが、それっきり行ってません。

正直、まずい!!

牛丼業界のプロとしては、あれは反則です。

勿論、低価格思考の国内のムードの中、一定のニーズがあることは事実ですから否定出来ません。

しかし、消費者を欺くとまで言うと言い過ぎですが、

売上が落ちたから、出店攻勢で補い直営管理。でも、コスト負担は嫌だからとりあえずFC店舗化して、収益確保。

この構図は他には無い様な、画期的と言えば画期的なのかもしれません。

しかし、多くの賢き消費者は気付いております。

安かろう悪かろうの時代では、もう無いのではないでしょうか!?

安くて良い物。

あると思います。
でもその先に何があるのか!?
疲弊するそこで働く従業員が居ます。

彼らが心の底から、
‘楽しい、やりがい持って働いている’

と思える会社でなければ、そこで良い商品が果たして提供されるのでしょうか!?

消費者は其の辺に目敏く気付きます。

273円の格安居酒屋や、価格破壊として牛丼を供する同社の今後。

日本経済を壊している。

金は天下の廻物。

巡り巡って、三幸マーケティングフーズ社の営業展開は、我々一般消費者の財布を確実に痛めつける結果になるのではないでしょうか!?


同社の今後の展開を私は注意深く見させていただきます。

是非、皆さんもその様な視点で同社の商品やサービスを見て下さい。




最後まで購読ありがとうございました。




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2013年1月12日(土)
◆10:00~13:00
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佐藤 毅


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