コラム

2012-11-09

従来の節約法は間違っている① ~大量購入に潜む怪しい話~

皆さまこんにちわ、平素より弊社代表のコラムをご開封・ご購読頂き誠にありがとうございます。

ファイナンシャルプランニングという考え方で、

個人・法人合せて延300件以上のコスト削減実績

企業研修・講演実績年間100件以上

TSPコンサルティング株式会社 代表取締役
佐藤 毅(さとう つよし)です。

昨日の打合せの中で、パートナー契約を結ぶ社会保険労務士の先生に少し無茶な要求をしていたのですが、必ずこちらが要求する以上のパフォーマンスを提供して頂き、本当に助けられる一幕がありました。

手前が無理な要求をしても、それ以上のパフォーマンスで応えてくれる。この様なパートナーに対しては弊社も積極的な‘貢献’で、応えていきたいと思います。

さてさて、毎回コラムを書かせて頂く度に大変多くの反響を頂く、‘貯金学のススメ’


本日はご相談頂いたお客様の事例を元に、従来の節約法の怪しい話について、皆さまにシェアしたいと思います。

良く節約本等には、

大量購入で単価が下がるから、週末に家族の1週間分の食事量をまとめ買しましょう!!

という様なことが書かれていることを見た事がある人もいるのではないでしょうか?


これ、当たり前の様に皆様きっと思われているのではないでしょうか?

週末には、コス○コであったり、業務用スーパーに家族連れの客が店に押し寄せている様を私も見たことがあります。

でも不思議ではありませんか!?

これから先の一週間。

急な出張が入るかもしれない、忙しくて飯抜きになるかもしれない、時間の節約で外食(近場の定食屋)で済ますかもしれない。

考えて見ると、週末(土曜or日曜)にその先一週間の予定を見据えて食事量を想定して購入するというのはかなり無理な話のように感じるのです。

結果、上記の様な不測の事態が発生し、冷蔵庫の中の食材が変な事になっている…。

きっと皆様も経験されたことがあるのではないでしょうか!?




それを裏付けるような、ここに驚くべき統計があります。


2002年度のデータだが、日本の食料自給率はカロリーベースで約40%。世界の農産物貿易額の1割を占める食料輸入大国として知っている方も多いかと思います。

しかし、実は1960年には食料自給率が79%もあったのです。


その一方で、期限切れ食品等の廃棄、飲食店や家庭における調理ロスや食べ残しといった、生産・消費の各段階における「食料ロス(食料廃棄)」が非常に多い事も有名です。
国民一人一日当りに供給される食料は約2650キロ・カロリー(農水省資料)。

そのうち実際に摂取されるのは約1950キロ・カロリー(厚生省資料)。この差の約700キロ・カロリーにもなり、食料を25%以上を廃棄しているのです。


このように、日本ではあまった食糧を大量に捨てている現状が国の統計からも明瞭なのです。
現在、日本では1人1日平均159gの食べ残しがある。スーパーやコンビニの賞味期限切れや売れ残りなどの残飯量は年間700万トンにもなり、世界食糧援助総量の70%に匹敵するほどなのだそうです。
特にロスの大きいものが結婚披露宴で、出される食事の4分の1は無駄になり廃棄されている。
一般家庭でも7.7%(うち食べ残し2.9%、廃棄4.8%)の食品を廃棄している(全体としては、コンビニなどの企業の食料廃棄率が圧倒的に高くなっている)。

毎月7万円(夫婦と子供の4人家族の平均)の食費を掛けている家庭の場合、

廃棄率7.7%の数字からも、毎月5,390円分の食材をただ購入しては捨てているという状況なのです。

まとめ買いで節約した金額にもよりますが、5,390円という金額でしたら、まとめ買いすることで得られるメリット以上に皆様多くのお金を捨てている事になるのではないでしょうか!?

そうなのであれば、やはり先の見通しもハッキリしない状況下でまとめ買いするのは得策とは言えないように感じているのです。

ですから、ファイナンシャルプランナー(FP)である私の見解は…、

当座買いの原則

を徹底したいということなんですね。

大量購入に比して購入単価が上がってしまいますが、必要な分を必要な時に購入するので無駄がなくなるのです。

廃棄率も平均的な統計で、
「うちは一切の食料を無駄にしていないよ!!」

という人も、
「あっ、我が家は結構ロスしているな…」

という人もいるかも知れません。

統計を元に見ると、まとめ買いよりも当座買いの方がロスも少なく効率的な買い方なのでは無いか!?

従来では、まとめ買いが一番お得という事が当たり前の様に言われている中で、この様な話をすることも非常に抵抗感を持たれるのかもしれませんが、是非弊社代表のコラム読者にだけは、知っておいて欲しい内容として共有したいと思います。

最後まで購読ありがとうございました。


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