コラム

2016-05-14

家族間の殺害事件を考える その1.

家族間の殺害事件について その1.

最近は家族の間で起きる悲惨な殺害事件が多く起きています。
水面下では、もっともっと多くの事件にまではならないけれど
ギリギリの摩擦が起きていることでしょう。

今年2月に起きた東京・台東区の15歳娘が41歳母親を殺害した事件。
http://www.sankei.com/affairs/news/160508/afr1605080017-n1.html
この事件に見える家族間の課題はなんだったのでしょう。


よくある問題のケースでは・・・

1.母親の過度の教育過干渉
 教育熱心というとよい意味で使われますが、「熱心さ」の中身が重要です。
 どのように熱心なのか?これが問題です。
 母親が自分のモノサシで子どもを計り、自分の考えを押しつける。
 母親の価値観による一方的な希望、期待は、子どもに大変な負担となります。
 「お母さんの言う通りにしていれば間違いはない」
 「○○しないと、○○になれないわよ!」
 「いいから聞きなさい!」
 もしも、このような一方的な押しつけであった場合、
 子どものこころにはかなり負担がかかります。

2.子どもの感受性にもよります。(生まれつきの気質)
 不安が人より強い子どもであったとしたら、恐怖心から親に反抗できない。
 言いたいことも言えないことがあります。
 思っていても、感じていても、言えないことがあります。
 言ったときに強く叱られた、あるいは無視された、などの体験があると、
 さらに「言ってもダメなんだ、言うことは無駄なんだ」と自分で決めつけて
 しまうこともあります。
 勝手に思い込んで言わない姿勢を取り続けることがあります。
 それを母親は気づかない。
 反抗しないから「いい子」だと思っている。
 すると、だんだん自分の主体性がなんなのかわからなくなることがあります。
 また、親の考えとちがう自分の考えを吐き出せずに抑圧するので、
 不満が蓄積されます。
 マグマのようにこころの奥底に蓄積されていきます。

3.父親の不在。家族として存在しているにもかかわらず、仕事が忙しく
 共に過ごす時間がない。仕事を優先してしまうことを正当化する。
 家族(妻や子)に意識が向いていない。無関心。夫婦仲が悪い。

以上のようなことが何年も続くと、子どものこころにマグマのように溜まった不満が
やがて爆発することがあります。
爆発が自分自身に向くこともあれば、矛先が母親に向くこともあります。

台東区の事件は、「母親を殺さなければ自分は解放されない」と
考えたのかもしれません。

事件から学びましょう!
多くの事件は、私たちにそこから何かを学んでほしいと望んでいるでしょう。
二度と不幸な悲惨な事件が起きないように。

いろいろなケースから学んでいきましょう。
どうしたら未然に防げるのか?
うちは大丈夫と楽観せず、親自身の考えをもう一度チェックしましょう。
育児は誰からも教えてもらえず、自分の親のやったことをつい無意識に真似しています。
よいものであるならいいのですが、
自分もやられてイヤだったことを無意識にやっていませんか?

ハッと気づくことはありませんか?

気づいただけでも成果です。第一歩です。
気づいたら修正できるんです。

次回につづく



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ご相談は
家族こころ相談室
Counseling Room Fairy 
http://www.fairy-miyoko.com/


とりあえずは本からヒントを!
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TEL:048-256-5778

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