コラム

2015-12-05

中高生の不登校 親のこころ 子どものこころ

不登校というと、親の気持ちは焦ります。
どの親も、一日も早く学校に復帰して欲しいと願うでしょう。

頭では、こういうときほど
「子どものこころに寄り添うことだ」とわかっていても・・・
どうでしょう。
口から出る言葉は、無残にも子どものこころを傷つけている場合があります。

そうです。見えている意識、顕在意識ではわかっていても、
親の無意識の中にある言葉の癖が出てしまうからなんですね。

親もそのまた上の親に、その親もまたその上の親に、
言われてきた言葉が無意識の中に習慣として刷り込まれているので、
仕方ないのですが、子どものこころを傷つけていることには変わりないので、
気づいたら、そこからでも遅くないので、自分の言葉の癖を直していきましょう。

習慣は恐ろしいですね。
なので、次世代は、幼少期からの言葉の習慣を見直す教育が必要なんでしょうね。
教える人がいるかどうか、教える人をどう育てるか、などが国の新たな課題でしょう。

さて、そういうわけで、不登校には子どもの行けないわけがあります。
どの子も行きたいのです。学校には行きたいのです。
行かないのではなくて、行きたいと思っていることを親も教師もわかってあげてください。

行きたいけど、行けなくなってしまったわけは・・・
直接的なキッカケは、友達や先生からのいじめやからかい、成績不振などがありますが、
なぜ、その子どもがターゲットになったのか?
それには、根本的なところにある程度共通するものがありました。

家庭でのその子どもの存在です。
家庭の中できょうだいと比較されて、劣っているとみなされていたり、
動きが遅いと「おまえはのろい」と言われていたりと、親から非難されているケースがあるのです。
親と生まれ持つ気質がちがうのは当然で、親子と言えども別の人格をもっていますから、
子どもをきちんと一人の人として、子どもの気持ちを大切にして、
尊重する必要があります。

尊重されていないケースでは、子どもの自己肯定感が育たず、自分に自信のない子どもに
なってしまう傾向があります。
家庭の中でも気づかない「見えないいじめ」があるわけなんです。
そうした中で自分を認めてくれる人がいない、自分はここにいていいのか?
自分の存在にすら疑問を感じてしまうのです。

すると、学校でも自信のない優柔不断さが顕在化して弱さを抱えた状態になっていきます。
いじめをする子どももその子はその子で、家庭内で暴力を受けていたり、ネグレクトにあっていたり、
過干渉や過保護にされているケースがあります。
いじめをおこなう子どもは、家での不満を外でぶつける(腹いせ)行動に出るわけです。

ターゲットになる子どもは、いやなことをされても、はっきり「イヤだ、やめてほしい」と堂々と言えません。
それは自信がないからです。家庭内で幼少期から自信をつけてあげると、自分の考えに自信が持てて、
思ったこと、感じたことを発言できるようになります。
「イヤだ」と感じたいじめ行動を堂々と「やめてほしい」と言える子どもになるわけです。

不登校の根本的な解決は、そうした子どもへの寄り添いの姿勢が親に求められる課題でしょう。
育児の目的は、子どもの自立です。将来、どんな世の中になっても、どんな環境でも、
自分のありのままを受け入れることができて、自分も他人も大切に思い、愛と勇気と信念をもって、
生き抜いていけるたくましさを育てることです。
未来社会を創る大切な子どもです。

わかったときから、気づいたときからでも間に合います。
いっしょにやっていきましょう。


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