コラム

2013-10-29

よく訊かれる質問 ワガママと自己主張のちがいがわからない・・・(埼玉 川口 家族こころ相談室)

母親と娘の問題

親に「自己主張できない」
「言いたいんだけど、言えなくて、いつも悔しい思いをしてしまう」
「言ってしまったら、それはワガママなんじゃないかと自分を責めてしまう」
同じような悩みを抱えるみなさんからよく訊かれる質問

「自己主張」と「ワガママ」のちがいがわからないのです!

人間はもともと「ワガママ」なもので、赤ちゃんのときは全部自分の思い通りにしたいんです。
思い通りになるまで泣いて泣いて、お母さんを困らせます。

1歳を過ぎて1歳半~2歳くらいになると、言葉も出てくるので、そのころから親はしつけを始めます。
それは社会性を身につけて、他人との集団生活に慣れて、やがて社会人になるためです。

この2歳から思春期になるまでの8年~10年くらいの間に子どもは親の影響を一番強く受けます。
覚えていなくても潜在意識(無意識)の中に記憶されています。だいじな時期です。
これ以降は自分の意思がはっきりしてきますから、自分で良い悪いの判断がつくようになり、
多くは親の影響力はだんだん弱くなっていき、子どもは自立への道をゆっくりと歩んでいきます。

子どもはこの10年くらいの間にワガママと自己主張のちがいの基礎的なものを日常生活の中で
ごく自然になんとなくわかってきます。
学校に行くまでは特に親との関係の中で、これはワガママ、これは自己主張、と
分け方を身につけはじめるわけなんですね。

ところが、ところが、
このとき、子どもの気質によっては、非常に敏感で繊細で従順な子どもは、
親の反応にも敏感なので、本当は自己主張(個人の意見や考えを言うこと)なのに、
親がそれに対して親の不都合から嫌な顔をしたり、困った顔をしたり、
「おまえはワガママだ」と言ったりすると、子どもは「これはワガママなんだ」と認識して、
脳にインプットしてしまうことがあります。

ここが問題なんですね!

「成長の過程で獲得していく自分の意思から生まれる考えから出た意見」
本当は自己主張なのに、それを「おまえのワガママだ」と子どもに思わせてしまうことが
問題なんです。

たとえば、
お母さんを大好きで、そのお母さんが困っていたり、暗い顔をしていたり、落ち込んでいたり、
お父さんとの仲が悪かったりすると、余計、お母さんの味方になって守ってあげようと
思います。お母さんの愚痴の聞き役になってしまうことがあります。

すると、本当は悪口や不満、愚痴など聞きたくないのに「いやだから聞きたくない」
と言えなくなります。言うことはワガママだと捉えてしまうからです。
危険信号です!
それは決して、ワガママではなく、「聞きたくない」と主張していいのです。
なぜなら、お母さんにもお母さん自身に気づいてもらうためです。
「娘に愚痴を聞かせることがどんなにいけないことか」気づいてもらい、
お母さんにはちゃんとお父さんと向き合ってもらうことが必要だからです。
夫婦の問題は夫婦間で解決することで、難しければカウンセラーのような第三者に介入して
もらえばいいのです。

ますます自分の判断基準は親の判断基準になってしまい、
それで、親に従順な子どもは頭が混乱して、何を信じていいのかわからなくなり、
ワガママと自己主張の区別がつかなくなるわけです。

自分もそうかな?と思う人は早目のご相談を!

あなたのこころのお母さん
ご相談は
Counseling Room Fairy 
http://www.fairy-miyoko.com/

とりあえずは本からヒントを!
著書 しあわせ思考

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この記事を書いたプロ

家族こころ相談室 カウンセリングルーム フェアリー [ホームページ]

心理カウンセラー きくちみよこ

埼玉県川口市栄町2-5-16 402号 [地図]
TEL:048-256-5778

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