コラム

2015-10-01

中小の製造業が取り組むべき業務改善ランキングTOP3

業務改善を行う上でのポイント

製造業が業務改善に取り組む上でのポイントは、現状の問題点をいかに客観的に把握することができるかです。
「生産管理の部分に問題があるのか?製品の品質管理の部分に問題があるのか?」、ほかにも在庫管理、販売管理などさまざまな部分で、「どこにどんな問題があるのか」ということを主観ではなく、客観的に把握することが重要です。

特に中小の製造業では、人員不足などによって一人が複数の部門を兼任していたりすることもあり、なかなか客観的な把握が難しい面もあります。
しかし主観で判断してしまうと、どうしても現状ベースで考えてしまい、何が問題なのかがはっきりと見えてこない場合が往々にしてあります。

担当者の目線も当然、必要ではありますが、それ以上に別の部門の人間の目であったり外部のコンサルタントの力を借りたり、できる限り客観的な目線を入れた上で問題点を洗い出していくことが必要です。


中小の製造業が取り組むべき業務改善ランキングTOP3

上記を踏まえ、中小の製造業が取り組むべき業務改善をランキング形式でご紹介します。


3位・社内顧客調査を行い、問題点を数値化する。

まずは業務改善点の発見と把握です。当然ですがこれが分らない限りは、業務改善を行うことはできません。社内で行うには、従業員を顧客に見立てた調査を行います。その上で必要であればコンサルタントなど外部の人間を入れます。

発注、商品管理、製造、販売のそれぞれの担当者が次の担当者を顧客に見立て、どうすることが一番、満足度を得られるかを考えます。

例えば、発注担当者はどういった発注を行えば商品管理がしやすくなるのか?
商品管理担当者は入荷した部品などをどう管理すれば、スムーズに製造に受け渡せるのかなどをできる限り細かく洗い出していきます。

経営者はそれを確認した上で、それぞれの問題点を見つけ出し数値化することで問題点を明確にします。
システム化しなければいけない部分と必要のない部分の見極めを行い、必要であればシステム導入の判断をします。


2位・常に最新の情報をチェックする。

これはどの部門でも共通ですが、システムを導入するだけでは業務改善を達成することはできません。特にコスト管理に関して仕入れ単価、取引先の情報など常に最新の情報を持っていないと大きな利益ロスを生み出してしまいます。

部門ごとで定期的に勉強会を行うなどし、最新の情報を入手するようにします。


1位・部門間での情報の連携、共有を徹底する。

新たに導入したシステムの使い方や、各部門で行われる勉強会の内容を全社で共有します。

全ての従業員が他部署のシステムを使えるようにする必要はありませんが、どのような工程を経て、自分の部署へつながっているかを把握することはとても重要です。同様にそれぞれの部門で行われる勉強会の内容も全社で共有します。

まず現状を把握し、問題点を明確にする。部門ごとに最新の情報を入手し、利益ロスを防ぎながら全部門で情報の連携、共有を行う。

これらは社員数の少ない中小の製造業だからこそ、今すぐにでも取り組める業務改善方法と言えます。

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株式会社アッシュ

システムコンサルタント 藤井政雄

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