介護予防のために「声みがき術」を提案するセラピー音楽家
コラム
公開日: 2017-11-12
介護予防に関して素敵なお問い合わせを頂きました 呼吸法がポイントです
いつも考え続けてきた事へのご質問は 実に応えがいがあります。
Q シニア世代の介護予防として、声を出す(発声)や歌を唄う、
という行動が非常に効果的と最近よく聞きます。具体的にどのような
予防になるのでしょうか。精神的に歌うことで元気になるというのは
分かりますが、身体の介護予防としては何か効果がでるような
気がしないのですが。公民館でのシニア向けイベントを企画しており
歌うイベントもいいなと思っております。公演依頼も考えてますので、
どなたかお分かりになるかた教えてください。
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A 私たちが生きるという事は、呼吸をしているということですね。
ほとんど無意識に酸素をとりいれ、二酸化炭素を吐き出しています。では、
通常、1分間にどれくらいの回数で呼吸をしているのでしょうか?一般的には
1分当たり、息を吐く・息を数を1サイクルとして12回から20回呼吸をしている
とされています。一般生活ではそれでも生活に支障はないはずですが、歌を
歌うという場合には、とてもその呼吸方法では声はでません。
肺活量という言葉をお聴きになったことがありませんか?
大きければ大きいほど沢山の息を吸い込む事ができ、呼気も力強いものに
なります。歌にはその力が必要になります。気持ちよく歌うためには、息の力が
不可欠です。シニアになるということは息の仕方にも影響を与えます。
だんだんと猫背になって浅い呼吸で日常生活を送るようになれば、呼気としての
肺活量は、なんと3000mlから300mlに! なんと十分の一なってしまいます。
それではとても元気のある声は生まれませんね。
若い頃のように大声で話す必要もないし、静かに暮らしてるからそれで良い・・と
いう問題ではなく「呼吸を強める」という事は、「生きる力を強める」という事です。
介護予防・健康長寿に呼吸法のトレーニングは欠かせません。
歌う事が目的ではなく、「生きる力を強める」といった目的をもって、あなたらしい
声を取り戻してみませんか。「長生きしたけりゃ 長息しなさい!」これが鉄則です。
そのために「声みがき・歌声サロン」を展開しています。
背筋をピンとのばして、お得な呼吸法のワークショップを是非体験してみてください。
公演のご依頼をお待ちしています。
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ここに記載したものは、私自身が某メルマガポストで連載をしてきた物に
少し手を加えて再投稿をするものです。
気が着けば、私自身も高齢者になりましたが、歌手としては現役で
大きなステージから高齢者のデイサービスといった小さなステージまで
年間100ステージほどをこなしています。
最近になって、声をだす法則に関して「長生きしたけりゃ 長息しなさい!」
というまとめ方をしてお話をしたところ、予想以上に大好評をいただくように
なりました。かつての資産が大いに役立っています。
高齢者がめざすところは「声の健康 心の健康 身体の健康」
そのために「歌」を歌うことをおおいにおすすめします。
毎回ちょっとしたお話をおとどけしてゆきます。
これは私自身の実践をもとにして体得した方法。
今も私自身が活用している即戦力。お楽しみ下さい。
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Ageless でのインタビュー記事が読めます
http://ageless.world/interview187.html
高齢者施設のデイケアに関してのお問い合わせは こちらをご参照ください。
https://rec-navi.jp/result/detail/140
講演のお問い合わせなら 講演依頼ドットコムのマイページへ
https://www.kouenirai.com/profile/3914
ご興味があれば私の会社のページへもどうぞ。
http://bunkacenterbox.o.oo7.jp/
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