コラム

 公開日: 2014-06-24  最終更新日: 2014-07-03

高齢者のための「声みがき術」副読本 「長生きしたけりゃ長息しなさい」No2

現在書き進めている高齢者のための「声みがき術」副読本の紹介をしてゆきます。
昨日はいきなり、丹田百叩きの法則から入りましたが、一応前書きの部分も紹介しておいたほうがいいかなと考え、順番が逆になりましたが、掲載いたします。


この副読本タイトルにギクッとされた方も多いかも知れません。
まあ言葉の響きだけですけど、「ながいきしたけりゃ ながいきしなさい」なんとまあ、捨て鉢な物言いでしょうか!

けれど一応漢字でも書いてあります。
「長生きしたけりゃ 長息(ながいき)しなさい!」

これだったら それほど失礼じゃないですね。

この小冊子は、7年ほど前に出版した「声みがき術」教則本の副読本として企画しました。
当初この教則本は副題として「~コミュニケション力を10倍高める・・~」と表示していました。コミュニケーション力に不安を抱えていた当時の若者たちを視野に入れて書いていたものです。ですから文中の言葉遣いもある意味フランク、ある意味上から目線といったステータスでした。

有難い事にそちらの領域でもご評価を頂き、ある程度の社会貢献は果たせたと思うのですが、それから7年、私自身が高齢者の領域に組み入れられるとともに、高齢者福祉に係る方々とのお付き合いが始まり、この24の法則を介護予防にも適用できないかというお話を頂戴しました。

教則本では大枠として三節にわけ、一節では声に響きを与える身体の創り方、二節では口内に特化して発した言葉にふくらみを与える方法を解説し、三節ではよりコミュニケーション力を高める技術などを僕なりにお示しをしてきました。

それらの法則を、実際に高齢者施設での現場で、歌声サロンとして、童謡、唱歌や青春の思い出の歌を歌う合間にご紹介実践していただいたところ、参加されている高齢者や施設の方々に非常に興味をもっていただき、最近では「声みがき・歌声サロン」という名称で
各地で開催できるようになってまいりました。

私自身が高齢者を意識して演奏活動を始めたのは1995年くらいからです。
当時は男性3人のコーラスグループ「HotDogs」として老人ホームのイベントに「舶来流行歌」をメインにしたステージを提供してきました。

「舶来流行歌」というのは昭和の初期に外国からはいってきたポピュラーソングやジャズに日本語の歌詞をつけることで、日本全体にひろまっていった、ちょっと洒落たはやりうたです。「私の青空」「林檎の木の下で」「すみれの花咲く頃」などが有名です。
「Hotdogs」というグループは、普段はアメリカのポピュラーナンバーや日本のポップスをコーラスにして歌ってそれなりに評価をされていたコーラストリオですので、そのプログラムの中に「舶来流行歌」を組み込むことは、それほど難しいことではありませんでした。

自分たちの親の世代へのプレゼントとして、自分たちなりの恩返しの気持ちで歌ってゆきました。

私自身は、その頃から「音楽セラピー」に興味をもち、そういった関連資料にも盛んに目を通しておりましたので、高齢化社会において音楽家が果たす社会貢献の一助となればと、おおいに可能性を感じて活動をしておりました。

その後、このグループは10年の活動期間を終え解散をいたしますが、私自身はその気持ちを受け継ぎ、ソロとして高齢者施設での演奏活動を継続してきました。

1995年から19年間で約800回以上、3万人以上の高齢者の方々に懐かしい歌を聴いていただき、ともに歌ってきたことになります。

 さて、演奏活動のかたわら、歌う時の声の出しかたと、普通に話すときの声の出し方に微妙な差があることに気がつき始めていました。勿論それは当たり前のことだと思います。

特に私の音楽歴の初期に紛れ込んでいたクラシック、それもオペラの世界では声のボリュームを出すことが第一義のように思われ、そのためのトレーニングはそれまできちんとヴォイストレーニングを受けたことのない私には実に新鮮な体験でした。

まあ、そのあとまたしても紛れ込んだポピュラー界ではマイクを使う為、その発声方法が逆効果になってしまったことも多々ありましたが・・・・・

自分が還暦を前にしたあたりから、声を生み出す作業に関してあらためて興味がわき始めました。そのあたりのいきさつは、「声みがき術」本体の第一節をご参照いただけば幸いです。

結論としてたどりついたのは、クラシックの発声方法の原理を一般会話に柔らかに活用できないかということでした。やはり、クラシックの発声方法は理にかなっていると考えました。人体の仕組みを理解した上で考案されていると思ったのです。

その理念を基本にして考案したのが「声みがき術」というわけです。
********************************************************************************

こんな気持ちで書いたのが「声みがき術」でした。



もう少し前書きが続きますので、それは次回に。
とりあえず、そんな気持ちで現在も「声みがき術」を普及させております。



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では次回の掲載お楽しみに!!








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