コラム

 公開日: 2015-03-19 

子どもと住まい 家づくりの適齢期はいつごろ?

家づくりの適齢期はいつごろ?


 資金計画や仕事の都合などさまざまな条件が重なりあい、一概には言えませんが、子どもを中心に考えたときにより良い時期があると考えています。
できることなら小学生低学年までに建ててほしい。

 そのために親は子供が生まれたころから自分たちの暮らし方を見つめ、子育て、暮らし方の方向性を決めておいてほしいのです。
考え方の準備が出来ていれば家づくりは案外スムーズにいくもの、自分達の家族にとってどんな家がいいのかは、暮らしの方向性で決まるのです。

 子どもの感性が育ちゆくときに家を建て、親が良いと思う素材感や質感、それらが生み出す雰囲気を子どもたちに伝えてほしい、たとえば、素足で歩く無垢の杉材の優しさ、すがすがしい桧の香り、タイルの冷たさ、本物の素材のもつ素材感や質感、素材の温度や硬さなども肌で感じさせて感性を育ててほしいのです。

 子どもは気持ちがよい床ではよく寝ころびます。
大人より体感としての感覚は敏感なものがあるのだと感じています。
リフォームでも同じこと、工業製品に囲まれた住まいであればまず床を自然素材に換えるなどしてほしい、それにはまず親が素材を感じられなければいけません。親も家づくり適齢期までに暮らしにまつわる身の廻りの素材について学んでほしいと考えています。



 親がよいと思う感覚を子供に伝えること、それはひとつの文化なのです。
一昔前であれば身の廻りは意識してしつらえなくとも自然素材に囲まれていました。
ですから私の世代などは素材の持つ質感というものを経験則、体感として理解しています。
最近の子供たちはどうでしょう。
親が意識してしつらえなければ身の廻りは工業製品に囲まれてしまいます。
自分でえり好みが出来ない小さなときは親が与えるものが全てです。



たとえばおもちゃ

 たとえばおもちゃがあります。
最初に子供の与えるおもちゃはビニール製と木製どちらを与えたいですか。
最初に出会うおもちゃもビニールでは無く、木もおもちゃながいいと考える親が多いのではないかと思います。感性豊かな乳幼児期に香り、触感、味わいなどに優れた木のおもちゃは最適です。

 おもちゃであれ木を暮らしに取り入れることで、木や森林に親しみを感じるのではないかとひそかに期待しています。そのような暮らしのなかで自然環境に興味を持ってくれればまた嬉しいことではないでしょうか。
そのような暮らし方から子どもたちが日々過ごしてほしい空間のつくり方が明確になってくれば良いと思います。

 親が子供に良いと思うものを教えていく、引き継いでいく、それはその子の子どもにも引き継がれていくものです。
感性豊かな時期に住まいをつくる、住まいづくりの適齢期は子どもを中心に考えたときに小学生低学年までに行いたいと考えています。そのために親がどう行動していけばよいのか、子供たちが楽しみながら自然に触れる機会をつくるため私たちは木工イベントや、山での伐採体験などを企画して広く参加者を募集しています。
子どもたちの子どもの未来のために暮らしと住まいを考えます。

写真は去年のイベント案内のもです。

というわけでイベント案内です。
2015.4.26(日曜)
杉の皮むきという単純なイベントを行います。
毎年恒例人気のイベントです。
詳細は後日になりますがこちらでご案内します。
イベント案内

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