コラム

2014-10-02

省エネの観点から生ごみ処理をもう一度考えてみる。

省エネの観点から生ごみ処理をもう一度考えてみる。


生ごみは週に2回から3回、行政が回収してくれます。
住民のごみ処理のために処理施設をつくり人件費と燃料を使い焼却処分し、灰を埋め立てたりしています。
行政によっては処理施設を住民な反対でつくりことが出来ず、隣接自治体に処理を依頼しているところもあるようです。
ゴミを減らすことはエネルギー削減からもCO2抑制からも望ましいことです。
身近なレンジで考えたのでは減らすことは手間がかかりメリットが得られないように感じると思いますが、子供たちの世代へエネルギーやごみ処理の負担を先送りしないように少しだけ考えできることは何かを考えてみたいと思います。



家庭でできる生ごみ処理は2つのタイプに分かれます。


1つは堆肥としてのリサイクルを考える処理方法です。
もう一つは設備を使い極端に排出する量を減らす方法です。

堆肥としてのリサイクルを考えてみます。
方式としては2タイプ

タイプ1:コンポスト


最も安価であり、直接的なエネルギーは使いません。
また自治体によっては補助金を支給して推奨しているところもあります。
欠点は臭気の発生や、害虫の発生に注意しなければいけない点です。接地場所によっては隣近所に配慮しなければなりませんのである程度敷地の廻りにスペースが必要になります。
また大量の生ごみを一気に処理できるものでは無く、場合によっては複数の設置も必要になります。処理には時間もかかるため全ての生ごみを処理するというより、ごみを減量するという考えになると思います。
管理は微生物の保持やおがくずなどの補充が必要になります。

タイプ2:家庭用生ごみ処理機


臭気や害虫対策、設置スペースの問題はコンポストと同じです。
違うのは電源が必要な事、消費で電力はカタログデータからだと一般的なタイプで年間7000円から9000円程度のようです。
屋外電源が取れることが設置の条件となります。
コンポストと同じく自治体の補助金が当てられる場合があります。
コンポストに比べ処理時間が短く、4人家族であればほぼ全ての生ごみが処理できそうです。
コンポストが生ごみのたい肥化を目的としているのに対し、ゴミ処理機は堆肥化するタイプと、乾燥ゴミとしてごみを減量するタイプがあります。

家庭菜園があり堆肥として利用できれば良いですが、そうではない場合は乾燥ゴミ化による減量化が助かります。
消費電力は温風やヒーターを使いますので乾燥方式はエネルギーが大きくなりますが、短時間で処理が出来ることと、微生物を管理したり、おがくずを足したりする手間は省けます。

リサイクルを前提としない生ごみの減量化もあります。

ディスポーザー処理


ディスポーザーとは生ごみ破砕機の事でキッチンに取り付けます。破砕して細かくした生ごみは排水管を通し、敷地内に設置した専用浄化槽に処理し生活排水と一緒に流してしまうシステムです。

自治体によってはディスポーザーの使用を認めていないところもあるので事前の調査が必要です。
また下水道が普及していない地域においては高度処理浄化槽の設置などが求められます。
専用浄化槽の購入から施工、メンテナンスを考えるとゴミの減量化とゴミ出し手間の軽減にはなりますがエネルギーの省力化にはつながりません。

生ごみの量はそれぞれの家庭の暮らし方により変わりますね。できるだけ減らすということを前提にエネルギーをなるべく使わない処理方法を少しだけ取り入れてみる。
まずは少しだけ減らしてみる。
そんな考えでいいのだと思います。

子ども達にエネルギーを残すことを考える。
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