コラム

 公開日: 2013-02-08  最終更新日: 2014-07-03

寝室を考えるときはベッドから 02

寝室を考えるときはベッドから 02



将来の寝室(高齢者の寝室を考えておくことも大事)

高齢になると誰でも階段の昇降がつらくなります。今は2階が寝室でも将来的に1階に寝室が移せる構造計画がベスト、6畳以上のスペースが独立して確保できれば将来にも対応できます。
そのような場合ではリビングの一部が寝室になってしまうかもしれませんが自宅で過ごせるというメリットは大きいものです。
今が足りているのはもちろん大切なことですが、将来の暮らしの変化に対応できる可変性も使い続けるためには大切なことです。



高齢者の寝室は洋室とし、ベッドにしておきましょう。畳の部屋に布団では敷く、仕舞うという毎日の作業が大変です。
また、寝る時間が長くなると体への負担もベッドの方が楽なようです。
また、必然的に寝室にいる時間が長くもなります、若い時は寝るだけの部屋であった寝室にもより快適に過ごせる工夫が必要になってきます。
高齢者の寝室では日当たりと通風に配慮し、窓も大きめがいいでしょう。できれば直接外に出られると運動する機会も増え、より健康に過ごせると思います。
高齢者との同居に場合に気を付けなければいけないのが生活時間帯の違いによる生活音です。
就寝する時間にTVの音が響いていてはお互い気疲れします。また、浴室の音もよく響きます。ドライアーなどの音も響きますね。
なかなかすべての配置が距離感をもってうまく納まるわけではありません、場合によっては寝室の防音ということも考えましょう。
カラオケルームのような防音まで入りません、生活音が小さくなる程度であれば費用も抑えられます。
お互いが気疲れしない工夫が大切です。

2010年になりますがアーキクラフトで設計した「御宿の家」では2階が隣室ですが将来のことを考え、2階寝室からは段差なしでキャスター付きベッドがバルコニーに引きだせる工夫をしています。
実際にそのような場面になるかどうかはわかりませんが、ベッドに寝たまま日向ぼっこが出来るようにバルコニーも広くし、ベッドが通過できるようにサッシは引き込みタイプの大開口タイプとしました。
バルコニーで寝なくても布団を干したりするだけでもベッドごと出せるのでその時には活躍してくれると思っています。

また将来的にも2階寝室を予定してストレートで幅広の階段には片側の壁にリフトが設置できる補強が入れてあります。



生活の変化は必ず起こるものです。
想定で来て対応できそうなことは仕掛けておく、仕掛けないまでも頭に入れておくことが大切で、飽きられない住まい続けることが出来る家の約束事だと思います。

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