コラム

 公開日: 2013-01-16 

地震保険について

地震保険について
明日1/17日は阪神淡路大震災が発生した時から18年目になります。
東日本大震災からも早くも2年になろうとしています。

今後30年以内の地震確率が見直され、関東の主要都市でも50%を超える数字が示されました。
この機会に地震保険や火災保険を検討して、未加入な方には加入をお勧めいたします。

どこの損保でも住宅にかける地震保険は、単独で掛けることはできません。火災保険とセットになっています。
火災保険に入っていれば安心かというとそうではありません。通常の火災保険では地震や噴火の影響で火災になった場合は保証されません。津波の場合も同様です。

地震保険は国と損保会社が共同で運営する保険で、保険支払金額についても火災保険の保険金額の30~50%と範囲が決められています。
しかも建物で5000万円、家財で1000万円の上限があります。
火災保険と同額の保証は受けられないのです。
これは単独の火災と違い、地震の場合の火災は数多く、同時に発生する可能性が大きく保障リスクの管理のためだと思います。

ただ、たとえ火災保険の30%とはいえ被災した場合の生活再建の役には立ちます。
地震保険が通常の火災保険と違うところがここです。
つまり火災保険は建物の再建を考えた保険であり、地震保険は生活再建のための保険だということです。

大きな地震があるたびに地震保険の加入は増えてきました。2012年の発表では火災保険の新規契約の内50%が地震保険とのセットということです。

また、地震保険の特徴は建物の立地エリア、建物の構造により保険料が変わるということです。
日本で一番保険料が高いエリアは、東京・神奈川・静岡で埼玉県に比べて2倍近い保険料になります。
木造住宅保険金額1000万では東京・神奈川・静岡が3万1300円
埼玉では、1万8800円です。さらに岩手・秋田・富山・など複数の県では1万円となります。
これは立地による発生地震確率と住宅密集度などが勘案され定められているようです。
最も高いエリアでは約3倍のリスクがあるということです。
また、建物の構造によっても非木造住宅の場合は割安になっています。
そのほかには建物の耐震性によって保険料が10%から30%下がる割引制度などもあります。
耐震等級2を取得すると20%割引
耐震等級3を取得すると30%割引
免震住宅で30%割引(ただし建設省告示第2009号告示で定めた免震建物に限る)

このような割引制度がありますので、耐震等級も取得しておくと有利になります。
気を付けなければいけないのは、耐震等級の場合は耐震等級を実際には2ないし3で造られている建物であっても、性能評価や長期優良の制度の中で認定を受けている住宅であることが条件となります。
つまり(耐震等級2だから)と言っているだけではだめなのです。
また、免震住宅の場合はさらに建設省告示第2009号告示に定められた工法によると規定されていますので免震の中でも対象とされる工法が限定されます。

新築の場合は保証の仕組みをよく理解して有利に家づくりを進めましょう。
有利に進めるコツは建築工事契約・設計契約に際して最初から地震保険を割引で受けられるように。などと条件を出しておくことをお勧めいたします。

アーキクラフトの設計する住宅はバランスを考えた上で、耐震等級2・省エネ等4・劣化等級3・維持管理等級3が基本となっています。

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